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矯正の相談前に確認しておくこと

矯正の相談は、契約前の交渉に近いものです。診断資料、期間の根拠、費用の構造、転院の条件。この四つは必ず持って行ってください。

相談の前に自分の目標を決める

突出が気になるのか、並びのがたつきが問題なのか、噛むときに不便なのか。直したいことを一文にまとめて行ってください。目標がはっきりしていると、歯科の提案が自分の目標と合っているかを判断しやすくなります。

写真を何枚か撮っていくと役に立ちます。笑ったときの正面と横顔、歯が見える接写くらいあれば、相談での話が具体的に進みます。

相談で確認する四つ

診断資料は、セファロ(側面頭部X線)とスキャンを行うかを確認します。期間の根拠は、「18か月」という数字がどんな治療目標を前提にしたものかを確認します。費用の構造は、総額に月々の調整料と保定装置が含まれるか。転院の条件は、途中で移るときの段階別の返金基準がどうなっているか。これを聞けば十分です。

四つの答えを書面で受け取っておけば、二、三か所の相談を並べて比べるのが楽になります。

契約前の最後の点検

治療計画書に、予想期間・装置の種類・抜歯の有無・総費用と含まれる項目が書かれているかを確認してください。とくに抜歯矯正か非抜歯矯正かは計画が分かれる大きな地点なので、判断の根拠を説明してくれるかが重要です。

月々の調整を担当する医師が、相談した医師と同じ人かも聞いてください。何年も通う歯科ですから、毎月会う相手が誰なのかは知って始めるのが筋です。

FAQ

よくある質問

矯正の相談はふつうどれくらいかかりますか。

撮影と検査まで含めると、ふつう30分から1時間ほどです。精密診断は別に予約を取って行う歯科も多くあります。

精密診断料は契約しなくても払うのですか。

たいていの場合、診断料は診断という行為に対する費用なので、契約の有無にかかわらず発生します。予約の前に診断料がいくらか、契約すれば総額から差し引かれるかを聞いてください。

抜歯矯正かどうかはいつ決まりますか。

精密診断のあとです。スペースの不足の程度、突出の程度、横顔の目標によって分かれます。判断の根拠を資料で見せてくれるかが、よい相談の合図です。

期間を短く言う歯科がよい歯科ですか。

いいえ。目標が違えば期間も違います。並びだけを整える18か月と、噛み合わせまで整える30か月は比較の対象になりません。期間より先に目標をそろえてください。

総費用はどう比べますか。

総額=診断料+装置料+(月々の調整料×予想通院回数)+保定装置料で計算してみてください。込みの歯科と別建ての歯科を同じ式に入れて換算すれば、実質の負担が比べられます。

学生で長期休みにしか通えませんが大丈夫ですか。

調整の間隔が4〜8週なので、通院の計画と合うかを相談で確認する必要があります。通院の間隔が開くと治療期間がどうなるかもあわせて聞いてください。

相談の内容を録音してもよいですか。

記録を残したい場合は、事前に歯科の了解を得るほうがなめらかです。書面の計画書を求めるほうが確実です。

二つの歯科で計画が違う場合はどうしますか。

よくあることです。抜歯の有無や期間が分かれたら、それぞれの歯科に相手の計画をどう見るかを尋ね、判断の根拠を比べてください。三か所目の相談で基準点をつくるのも一つの方法です。

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